「座右の銘」

ページ番号1001583  更新日 平成30年11月16日

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「広報しばた」2017年5月1日号掲載

4月3日号のこのコーナーで、高倉 健さんについてふれましたが、彼が心に刻んでいた言葉は、「往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし」だそうです。人生には箱根駅伝のような復路はありません。この言葉は、しっかり生き切ることの大切さを我々に伝えています。実に素朴で、語り尽くされた感のあるテーマですが、高倉 健さんが心に刻んだ言葉となれば話が違います。まさに、「座右の銘」も人によりけりです。

ちなみに、私の座右の銘は、「正々堂々(せいせいどうどう)、驀直進前(まくじきしんぜん)」です。この言葉は、鎌倉時代に「元寇」が起きたときの、ある出来事が故事成語になったものです。当時、この国難の解決を託された23歳の若き執権 北条時宗は困惑し、僧侶の無学祖元(むがくそげん)に救いを求めたところ、「莫煩悩(まくぼんのう:煩い悩むことなかれ)」と一喝されたそうです。「上に立つお前が揺れ惑ってどうする。前に突き進め」と諭されたのでしょう。

私がこの言葉に出会ったのは、初めて新発田市議会議員選挙に打って出たときです。応援に来てくださった元法務大臣の稲葉 修先生が、私を見るなり大洋紙を持ってくるよう言われ、書かれた言葉が「正々堂々、驀直進前」でした。

当時、若さ以外に何もない私が立候補することは、秩序を乱すことであり、「無謀だ」という噂さえ聞こえてきました。そんな切ない思いをしながらも前に進もうとしている私の姿に、北条時宗を重ねたのかもしれません。おかげさまで、4位当選。27歳の若さでした。私は10回の選挙を経験しましたが、あの戦いが一番つらく、記憶に残るものでした。あのときの心境と感動を忘れまいと、これを座右の銘にしています。

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