「インフルエンザに学ぶ」

ページ番号1001585  更新日 平成30年11月16日

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「広報しばた」2017年3月1日号掲載

先月インフルエンザにかかりました。公務が目白押しでしたし、なんとか飲み薬で対応できないかとお医者さんにお願いしましたが、当然断られ、仕方なく布団に入りました。それほど苦しくはなかったので、「ウィルスとの戦い」というよりは、4日間をいかに過ごすかという発想で養生しました。

そういえば、子どもの頃に風邪を引くと、楽しみにしていたことを思い出しました。母がサイダーを買ってくるのです。ぐずって困らせると、桃か、みかんの缶詰を食べさせてくれました。当時、サイダーや果物の缶詰は貴重品でしたから、子ども心に「風邪になるのもまんざらでもないな」と思っていました。

私は甘えん坊でしたから、小学6年生のときまで母といっしょに寝ていました。母は私が寝返りを打つと布団を直し、ろくに眠らずに水枕を交換してくれました。心配そうに私の額に額を当てたときの、母の吐息を今でも覚えています。

それに引き替え、我が家の息子たちは、「うつったらどうする、そばへ寄るな」と言わんばかりの冷たい視線。家では隔離状態でした。

そんな中、やっぱり頼りになるのは妻です。マスク越しに声を荒げながらも、食事の世話をしてくれる姿はとてもありがたかったです。人は困ったときにこそ真実が見えます。母の亡き後、頼るべきは妻であることがはっきりと分かりました。これからは、老後のためにも、妻との良好な関係を築いていかなければならないと、インフルエンザによって悟ることができました。

ところで、風邪は人にうつすと治ると言われているようですが、私のインフルエンザも妻が引き受けてくれたおかげで、完治いたしました。

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