「蛍」

ページ番号1001602  更新日 平成30年11月16日

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「広報しばた」2015年7月1日号掲載

梅雨はどこへ行ってしまったのかと思うくらい雨が少なく、水不足を心配していましたが、例年より一週間ほど遅く、北陸地方の「梅雨入り宣言」が発表されました。

梅雨と言えば、「あやめ」や「アジサイ」がとても似合いますが、「蛍」もこの時季、私たちを和ませてくれます。新発田では、田貝地区や住田地区の蛍がよく知られています。

昔は、金網の虫籠とうちわを持って「ほ、ほ、ほたる来い…」と、歌いながら蛍を追ったものです。うちわは、自分を扇ぐためではなく、蛍を扇いで落とすために使いました。そして、草むらに落ちた蛍を片手でつまむのではなく、両手をお椀型に膨らませて、潰さないようにそっと捕って籠に入れました。子どもたちは、「蛍を潰してしまって手を洗わないと目の病気になる」と、周りの大人たちに教えられていたからです。理由は分かりませんが、蛍の捕まえ方を通して、生きとし生けるものの命を大切に扱うことの意味を教えてくれていたのかもしれません。

かつては、こんなふうに「もののあわれ」や、しみじみとした情趣を「地域の学び」として身に付けていったものです。この「地域の学び」も、段々と薄れていっているように感じます。

新発田市の中山間地域は、そんな「地域の学び」が守られ続けていく、人も蛍も光り輝く「ふるさと」にしようではありませんか。

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