蕗谷虹児にふれて

ページ番号1001603  更新日 平成30年3月29日

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「広報しばた」2015年6月1日号掲載

写真:オープニングセレモニーの様子

フランスのパリ日本文化会館で、『蕗谷虹児 パリ展』が開催されました。渡仏90年記念特別展でのパリ凱旋です。当日は、鈴木駐仏全権大使ご夫妻をはじめ、フランス新潟県人会や新発田市出身の方々も多く参加いただき、盛況なオープニングセレモニーでした。

代表作の一つ「花嫁」は、花嫁衣装を着ることが叶わなかった亡き母を偲んで描いたものと言われています。そんな逸話のせいか、私は虹児の作品には「せつなさ」にも似た、何とも言えない気持ちがこみ上げてくるという印象がありましたが、それとは裏腹に、意外にもフランス人の評価は「絵に力強さがある」ということでした。

今、フランスは日本ブームだそうです。「和食」は無形文化遺産ですし、日本酒も人気が高いと聞きました。とりわけ「日本アニメ」は高い評価を受けていますが、日本で最初にアニメを作った「東映動画」の初のカラーアニメ作品で、虹児は構成と原画、さらに宣伝広告のデザインまで、一人何役も担当したそうです。題名は『夢見童子』。言わば、「手塚治虫」や「ジブリ」の先輩、アニメの先駆者ということになります。虹児は、日本アニメの元祖と言ってよいでしょう。

虹児は幼い頃から、人生の節目で「夢を取るか、家族を取るか」という選択を迫られるたびに、いつも家族を選びました。今回の展覧会では、遺族でつくる実行委員会の主催という形で、今度は家族の力で時を超え、パリに渡り、再び夢を咲かせました。

私たちも、「日本アニメの原点・蕗谷虹児生誕の地」を合言葉に、蕗谷虹児で新発田市を世界へ発信しようではありませんか。

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