地域全体で小学生・中学生の学習をサポート

ページ番号1006148  更新日 平成30年3月29日

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土曜学習教室で子どもたちの「居場所作り」

土曜学習教室とは

写真:土曜学習教室

 土曜学習教室は、学校の授業の予習や復習、宿題など、参加する児童・生徒が各自で用意した教材に自分で取り組み、分からないところを講師に質問する、自主学習の教室です。小学5年生から中学3年生までが対象で、毎週土曜日の午後に行っています。

 講師は元教員や塾講師、大学生、高校生などです。学習習慣を身に付け、学力向上を目指すとともに、子どもたちの「居場所作り」を目的にしています。

 参加者や保護者からは、「勉強のやる気が出てきた」「学習時間が増えた」「成績が良くなった」などの感想が寄せられています。

菅原麻由さんと長谷川稔さん

 土曜学習教室で過ごす時間は、新発田の子どもたちにどのような効果をもたらすのでしょうか。

 講師の菅原 麻由(すがはら まゆ)さん(左)と長谷川 稔(はせがわ みのる)さん(右)に、お話を伺いました。

子どもたちには「自分で解決する力」を身に付けてほしい

写真:菅原麻由さん

 子どもたちに、自分で解決してもらうことが大事だと言うお二人。

(菅原)教科書を見ながら、教えるというよりも「いっしょに解いてみようね」という姿勢で臨んでいます。子どもたちが自力で解決するお手伝いになればと思っています。

(長谷川)子どもたちの力を引き出して、「自分で解決する喜び」を体得してもらうため、公式だけを教えるなどして、自分で解決してもらうようにしています。がんばっている子には、なるべく「字がきれいだね」などと、細かいことでも励ますようにしています。

子どもたちには「勉強することの楽しさ」に気付いてほしい

写真:長谷川稔さん

 休憩時間には、子どもたちと、学校のことや受験のことなども話し、「勉強することの楽しさ」に気づいてほしいと言うお二人。

(菅原)1人でできることを身に付けてほしいと思っています。学校でつまずいたところを、1問でもできると楽しさにつながります。

(長谷川)勉強が楽しくなると、生涯学習につながっていくと思います。子どもたちだけでなく、私たち講師にも苦手な分野があるので、お互いにサポートしながら、「土曜学習教室は楽しい」「行ってよかった」という気持ちになってほしいと思います。

同年代の中で勉強できるのはとても良いこと

写真:勉強を教える菅原さん

 塾以外にこのような取組があるのはとても良いことだと思うと話すお二人。「土曜学習教室」には、「学力向上」以外にもメリットがあると言います。

(菅原)学校でつまずいてしまった子のサポートや、家で勉強ができない子の居場所になることだと思います。学校から出される休日の課題は量がとても多く、家で1人でやるのは難しいので、課題をやるために「土曜学習教室」に来る子もいます。「皆がやってるから自分もやらなければならない」という雰囲気があり、同年代の仲間の中で勉強できることも良い点だと思います。

 また、中学3年生にとっては、高校受験に向けてがんばっているときに、世代の近い高校生から直接話を聞くことができるというのはとても良いことだと思います。大人に聞くのとは違う目線で生の高校生活についての話が聞けるというのは、「土曜学習教室」ならではのメリットだと思います。自分が学生の時にこのような場所があったら、ぜひ来たかったです。

 「土曜学習教室」が「居場所」となることで、ほかの学校の友達ができて、人間関係の構築につながっていると思います。

(長谷川)将来の人材を育成することはとても大事なことです。イクネスしばたでは、いつも多くの高校生が勉強しています。新発田市は学びの場を提供したりして、教育に熱心に取り組んでいると感じます。

「土曜学習教室」に来たいという気持ちを忘れずに羽ばたいてほしい

写真:勉強を教える学生

 最後に、お二人から子どもたちに対して、エールをいただきました。

(菅原)「楽をしたい」「勉強に何の意味があるのか」と思っている子どもが多くなっています。しかし、小さな積み重ねが大人になると役に立ちます。明るい世の中にするためにも、子どもたちのがんばる姿が大事です。「土曜学習教室」に来たい、という気持ちを大切に、将来、羽ばたいていってほしいと思います。

(長谷川)志を高く持って、がんばってほしいと思います。自分の進路をきちんと決めて、それに向かって努力すれば必ず報われます。素晴らしい人になることを目標に、がんばっていってほしいと思います。

他市とは違う、新発田市ならではの「土曜学習教室」

キャリア教育の一面も持つ「土曜学習教室」

写真:談笑する学生

 コーディネーターは、「土曜学習教室」の運営方法を決定したり、資料を作成したりしています。コーディネーターの皆川 孝(みながわ たかし)さんにも、お話を伺いました。 

 新発田市の「土曜学習教室」は、他市のものとは一線を画しています。「学力向上」だけが目的ではないので、優秀な子どもに対してサービスを提供するという場ではありません。誰かといっしょに勉強したり、先生に教えてもらえるという安心感があり、楽しくて居心地が良い「土曜学習教室」を作りたいです。「土曜学習教室」は、かなり成果が上がっていると思っています。

 また、教員になりたい、子どもたちと関わりたいという高校生が講師として集まっています。このことから、「土曜学習教室」には、高校生のキャリア教育やインターンシップという一面もあります。講師の高校生は、「とても楽しい」と言っていますので、小学生や中学生と顔見知りになって、友達作りの手伝いもしてもらいたいと考えています。

 新発田市では、これからも、地域と一体となった教育に力をいれていきます。

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