自然豊かで四季があり 仕事も趣味も充実できる場所

ページ番号1006331  更新日 平成30年3月29日

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県外出身だからできること 自分にしかできないことを探す

ネギ農家 小川光之さん

写真:小川光之さん

 新発田市真野原でネギを栽培している小川さん。茨城県出身で、神奈川県内の企業に勤めていたが、30歳の時、農業をやろうと新潟へ移住を決めた。「アウトドアスポーツが好きだったので、外に出て働くほうが性に合っていると思いました。茨城でも農業はできますが、海や山があって四季がはっきりしている新潟の気候風土に憧れて、プライベートも仕事も充実できるのは新潟かな、と考えたんです」と話す。実は、新潟を選んだ理由はもう一つ。西蒲区角田浜に父方の祖父母の家があり、子どもの頃にはよく遊びに来ていたのだとか。「新潟で農業をやりたいと伝えると、父も喜んでくれました」。

 研修先の農家で初めて砂地の農地を見て衝撃を受け、乾燥に強く砂地に適したネギの栽培を決意。しかし、最初は農地を借りることさえままならなかった。「まったく縁もゆかりもない土地で農業を始めるのは大変でしたが、地元の方たちは皆さん温かく受け入れてくれました。アドバイスをいただいたり、一緒にゴルフに出かけたり。若い農家さんも多くて楽しいですね」。

写真:小川光之さん

 新発田へ来て苦労したのは、言葉だとか。「今でもわからないですよ」と笑うが、「でも、食べ物はすごくおいしいですね、魚も肉も野菜も果物も」。

 今後は、ネギを主軸にもっと栽培面積を増やす一方、ニンニクなど砂地に合う他の作物の栽培にもチャレンジしていきたいという。「茨城の特産品である干し芋も作ってみたいんですが、湿気の多い新潟では難しいでしょうね。でも、ほかの地域から来た人にしたわからない、自分にしかできないものを探してやっていきたいですね」。

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