市民・事業者・市の役割
「食の循環によるまちづくり」の中で、市民、事業者、市はどのようなことを取り組んでいけばよいのでしょうか。それぞれの役割を次のとおりまとめました。
産業の発展
市民の役割
- 家庭菜園などをを通じて良質な堆肥の利用を
家庭菜園などを通じて土づくりに触れ、良質な堆肥を積極的に利用しましょう。
- 地場産農産物や加工品の積極的な利用を
新発田の新鮮でおいしい農産物や新発田で作られた加工品の購入を心がけましょう。
事業者の役割
- 「食の循環」を意識して、堆肥を活用した土づくりを
生産者は「食の循環」を意識して、堆肥を活用した土づくりに努めましょう。
- 未来につなごう食の循環! 担い手の確保と持続発展的な安定経営を
安全安心な農産物を供給するため、地域農業の担い手を確保し、将来を見据えた農業経営に努めましょう。
- 地場産農産物を活用した加工品の生産拡大やメニュー開発の推進を
食品関連産業は新発田市産農産物を活用した加工品の生産拡大、メニュー開発を進め、その情報を広く発信しましょう。
- 新発田産和牛などを活用した新しい加工品の開発の推進
新発田の特産品を活用した加工品の生産を進めましょう。
- 地場産農産物を活用した加工品などの販路拡大にむけて新たな販売方法の開拓を
農商工連携により地場産農産物を利用した付加価値の高い新たな商品開発と販路拡大を進めましょう。
市の役割
- 食の循環を意識した良質な堆肥の供給と土づくりを支援
- 地域農業の担い手の育成や確保に向けた多角的な支援
- 安全で安心な農産物の生産確保を支援
- 生産者と食品加工産業、外食産業などとの連携を支援
- 地場産農産物を活用した新メニューや新商品開発などの支援
- 産業間で連携し、地場産農産物を活用した加工品づくりや既存商品のパッケージ改良などに取り組む事業者の支援
- 産業間で連携し、地場産農産物を活用した加工品のPRやインターネット販売など新たな販路づくりの支援
健康及び生きがいの増進
市民の役割
- 地場産農産物の使用を心掛け、バランスよい食生活を
新発田市産農産物の使用を心掛け、主食・主菜・副菜の揃った日本型食生活を実践しましょう。
- 自らに適した食事の実践を
自分に適した量や質などの食事内容を理解し、実践しましょう。
- 栄養バランスや健康づくりを意識した食生活を
栄養バランスのよい食事や健康と食に関する意識を持ち、望ましい食習慣を確立しましょう。
- 望ましい食習慣を身に付け、健康づくりに対する意識の醸成を
ライフステージにあった食習慣の確立と定着を図りましょう。 - 食と健康の関係性への関心と、学習機会の活用を
食と健康の関わりを重視し、情報収集に努め、学習機会などにも積極的に参加しましょう。
- 生活リズムを見直し、1日3回の食事をよく噛んで食べる習慣を
毎日の生活リズムを整え、偏りのない食事を3食よく噛んで食べましょう。 - 歯みがきなど口腔ケアの習慣を
いつまでも自分の口から美味しく食事ができるよう毎日の歯みがきや定期的に健診を受けるなど、健康な歯を保ちましょう。
事業者の役割
- 消費者の健康につながる食の提供を
食品関連産業は、地場産農産物を使用したヘルシーメニューの提供や、栄養成分の表示など、情報提供を行いましょう。
- 食生活の改善に関わる知識や技術の提供を
食生活改善推進委員は、市民の食生活を改善するため、知識や技術を積極的に提供しましょう。
- 食と健康に関わる情報や知識の普及を
健康づくり関係団体は、食と健康に関わる正しい情報や学習機会を提供し、知識の普及を図りましょう。
市の役割
- 地場産農産物の活用とバランスの良い食生活のための情報提供と学習機会の充実
- 食生活改善推進委員協議会の活動支援と健康づくりにつながる人材の育成
- 若い世代に対しての伝統的食文化への理解の促進
- 望ましい食習慣の確立・定着のため食と健康の情報や学習機会の提供
- 食習慣改善に向けた相談や指導が行える環境づくり
- 多様な暮らしに対応した食育を推進するための健康づくり関係団体との連携、活動
教育及び伝承
市民の役割
- 豊かな地場産農産物についての理解を
生産者や自然の恵みに感謝し、命を大切にする心を育みましょう。 - 地場産農産物の積極的な購入を
安全で安心、新鮮な地場産農産物を積極的に利用しましょう。
- 新発田の食文化の継承を
新発田の食文化に関心をもち、食に関する作法や礼節の継承を心掛けましょう。 - 地域の食文化の継承を
地域の伝承料理や食文化の継承を心掛けましょう。
- 食に関する意識を高め望ましい食生活の実践を
自然の恵みや食材の生産者に感謝する気持ちを持ち、食に関する知識や技術の習得に努めましょう。
- 食べ残しを減らしましょう
「モッタイナイ」を意識して食べ残しを減らすよう努めましょう。 - 食を通じた家族の時間の確保を
家族で料理や食事を楽しむ時間を積極的に作りましょう。
- 食事マナーの習得を
食事の際の挨拶や箸の持ち方など、正しい食の礼儀作法を身に付けましょう。
- 食べ残しを減らす心がけを
食べきれる量だけ作るようにしましょう。 - 「モッタイナイ」の意識を
好き嫌いせずに食べ、調理くずなどは正しく分別しましょう。 - 食と環境の関わりについての学びを
食の循環を意識し、食べ物を大切にしましょう。 - ごみの再利用や正しい分別を
資源として再利用したり、正しく分別することで家庭でできる食のサイクルを推進しましょう。
事業者の役割
- 地場産農産物に関する情報を広く発信し、生産及び消費拡大に向けた積極的な取組を
- 地域や行政と連携し、生産者と消費者の交流の活性化を
食生活改善推進委員は、伝承料理などの食文化を継承するため、情報提供や知識の普及を図りましょう。
また、豊かな食生活の実現や次世代に食文化を継承していくため、継続的な情報提供や知識、実践力を習得する機会を提供しましょう。
- 地域特性を活かした食文化の継承を
- 豊かな食生活形成に貢献を
豊かな食を支える自然環境の現状、市内で生産される農産物への理解など、意識の醸成を図る取組を推進しましょう。
- 「モッタイナイ」を意識した事業活動を
食べ残しなどの生ごみを減らすよう努めましょう。 - 生ごみを堆肥作りに活用しましょう
- 生ごみの減量化などに向けた意識の醸成を
環境保全団体などは、生ごみの減量化などに向けた意識啓発や指導に努めましょう。 - 食の循環を意識した取組を
ゴミの分別や残渣を出さない取組に努めましょう。 - 自然環境に配慮したゴミの分別を
食の循環を通じて、豊かな食を支える自然環境に配慮したゴミの分別に努めましょう。
市の役割
- 学校などにおける堆肥を使った畑づくりや収穫体験を通じて、こどもたちの豊かな心とたくましい身体を育む取組の支援
- 食の大切さや料理の楽しさ、食文化にかかる学習機会の充実
- 地場産食材や郷土料理を取り入れた給食の提供
- 学校などにおける野菜栽培や料理体験を通じた食育の推進
- 親子や仲間との交流を通じた食の学びや体験の充実
- 食の循環を学び、実践する機会の提供
- 学校などにおける食の循環の学びの推進
- 地域が行う豊かな食文化の実現と次世代へ継承するための取組の支援
- 健康的な生活習慣の第一歩である朝食の大切さの周知啓発
- ゴミ減量化にむけた事業者などの取組の支援
- 食と環境にかかる学びや地域で行う生ごみの分別にかかる取組の支援
- 食べ物を大切にすることや残さず食べることの大切さの周知啓発
- 家庭に向けた食の循環を通じた自然環境への配慮の意識啓発
環境の保全
市民の役割
- 堆肥を使った土づくりに理解を
- 堆肥の積極的な活用を コンポストなどを活用した家庭生ごみの堆肥化に取り組み、作った堆肥を花壇や家庭菜園で活用しましょう。
- 生ごみの正しい分別を 生ごみを堆肥化して活用できるよう環境に配慮し、正しい分別を心がけましょう。
- ゴミ減量を意識した買い物を
詰め替え商品の購入やレジ袋の辞退、必要な分だけ購入するなど、将来ゴミとして捨てるものを減らすよう努めましょう。 - 環境に配慮して作られた商品の積極的な購入を
環境に配慮して作られた商品を選んで、積極的に購入しましょう。
- 食材の買い過ぎに注意を
食材の買い過ぎや料理の作り過ぎに注意しましょう。 - 食材の有効利用を
食材をできるだけ余すところなく使い、生ごみとして捨てる部分が少なくなるように努めましょう。
- 調理くずや食べ残しは正しく分別を
「モッタイナイ」を意識して、好き嫌いなく残さず食べましょう。調理くずや食べ残しが出た時は正しく分別しましょう。 - 計画的な購入、調理を 食材の買いすぎせず、食べられる量を作りましょう。
- 食と環境の関わりについての学びを 食と環境にかかる学習の機会や生ごみ分別の取組に参加しましょう。
- 資源の再利用を ゴミを出すときは、再利用可能かどうかを意識して正しい分別を行いましょう。
事業者の役割
- 畜産農家などは、有機資源センターへ家畜ふんの計画的な搬入を
- 食品関連事業者は、有機資源センターへ生ごみ、食品残渣、汚泥の安定的な搬入を
- 土づくりには積極的な堆肥の活用を 生産者は安全・安心で高品質な農産物を生産するため、堆肥を活用した土づくりを行いましょう。
- リサイクルを意識した商品を
事業者は、リサイクルを意識した製品作りに努めましょう。 - 環境に配慮した行動を
省エネルギーや二酸化炭素の排出削減など、環境に配慮した行動と消費者へのPRを行いましょう。
- 環境保全団体などは食材を使い切る料理の伝承や普及を
- 伝承料理を継承するための情報発信を
- 「モッタイナイ」を意識した活動を 食べ残しなどの生ごみを減らしましょう。
- 生ごみの堆肥化を
- 生ごみの減量化や意識啓発を 環境保全団体などは、生ごみの減量化などに向けた意識啓発や指導を行いましょう。
市の役割
- 市内小中学校による有機資源センターの見学実施
- 有機資源センターにおける良質な堆肥の生産
- 安全・安心、高品質な農産物の生産ための良質な土づくりの支援
- 生ごみの堆肥化にかかる学習機会の提供や生ごみ分別の支援
- 良質な農地保全のための自然環境に配慮した取組や啓発
- 3R意識の向上にかかる啓発活動
- 環境に配慮した商品改良に取り組む事業者の支援
- 豊かな自然環境の保全に向けた啓発
- 計画的な購入・調理にかかる啓発活動
- 環境保全団体などの活動の支援
- 食の大切さや伝承料理などを学習する機会の提供
- ごみ減量化に向けた取組事業者などへの支援
- 食と環境の学びの機会や地域における生ごみ分別の取組の支援
- 食育を通じて給食を残さず食べることの大切さの周知
観光及び交流
市民の役割
- 新発田の農産物や加工品の積極的な利用を 新発田でとれた農産物や加工品を積極的に利用し、新発田の食や農を応援しましょう。
- 「食」のイベントに参加を
- 「食の循環」に対する理解を
「食」をテーマとしたイベントや体験事業などに積極的に参加し、「食の循環」に対する理解を深めましょう。 - 来訪者には新発田の食の魅力を感じてもらう心がけを
- 毎日の生活に「食の循環」を 食の循環を生活に取り入れ、「食」に対する啓発や意識の醸成を図りましょう。
事業者の役割
- 地場産農産物を積極的に活用し、新発田の「食」の紹介を
新発田市産農産物を活用した料理の提供や農産物、加工品を広く市内外にPRしましょう。 - 月岡温泉を訪れる観光客向けの商品開発や新発田産農畜産物を使った料理の提供で新発田の食のPRを
- 心のこもったサービスと新発田の食の魅力の発信を
- 「食の循環」を意識した事業の取組とPRを 「食の循環のまち新発田」を広く発信しましょう。
市の役割
- 地場産農産物などの特産品の販売強化や積極的な情報発信
- 生産者と事業者などが連携する仕組みづくりの推進
- 農業・商工業・観光の連携による新発田にしかない加工品の開発
- 農業・商工業・観光の連携による誘客促進とまちなか回遊の構築
- ふるさと納税寄附者に向けた食の循環の取組のPR
- 食のイベントや体験事業開催にかかる支援
- 農業・商工業・観光の連携による新発田の食の国内外へのPR
- インバウンド誘客や関東・関西圏などの商談会を活用した情報発信
- 市民、事業者とともに「食の循環によるまちづくり」の実現に向けたSDGsの推進
- 市内における「食の循環」の取組の支援
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