令和元年度新発田市食育実態調査の結果をお知らせします
「食とみどりの新発田っ子プラン」に取り組んでいます。
新発田市では、平成20年度から市内の全小中学校において市オリジナルの食育プランである「食とみどりの新発田っ子プラン」に取り組んでいます。
「食とみどりの新発田っ子プラン」は「食の循環によるまちづくり」の概念に基づき、「育てる」→「作る」→「食べる」→「返す」→「育てる」という「食のサイクル」を子ども達自身が日常生活において意識し実践することにより、自立に向けた「生きる力」を身に付け、将来の新発田市を担う人材を育成することを目的としています。
プランでは、子どもの成長段階に応じた取組目標が設定されており、小学6年生までに「一人で主食・主菜・副菜の組み合わせで弁当を作れる子ども」、中学3年生までに「一人で小煮物(のっぺ)のある夕食1食分を作れる子ども」を目標としています。
食育実態調査は、本取組の成果や課題を把握し、次年度の取り組みにつなげるため、市内の全小学6年生と中学3年生を対象に毎年アンケート調査を行っているもので、この度令和元年度の調査結果がまとまりましたのでお知らせします。
調査結果の概要
新発田市の取組目標である、小学6年生において、「一人で主食・主菜・副菜での組み合わせで弁当を作ることができる」と答えた児童の割合は54.3%となり、前年度と比べ0.3%低い数字となりました。しかし、「家で食事の手伝いをしたり、自分で料理を作ったりすることが楽しいですか」という質問項目で、84.1%の子どもがとても楽しい又はまあ楽しいと答えており、料理を楽しむ心は育まれていることがうかがえるものとなっています。今後は、学校により弁当作りの取り組み方が異なるため、実施割合の低い学校に対し、重点的に働きかけを行っていく必要があります。
中学3年生において、「小煮物を一人で作ることができる」と答えた生徒の割合は、近年は3割弱となっていますが、毎年各中学校で調理実習が行われており、取り組み当初と比べて確実に成果をあげています。今後も引き続き、子どもたちが郷土料理を学び、調理する機会を増やしていくことや、家庭でも実践できる環境作りの働きかけを行っていく必要があります。
「生活習慣」の項目については、昨年度と比べ夜11時までに就寝し、朝7時までに起床する生徒の割合が増加しました。朝食摂取や望ましい生活習慣の習得には、子どもだけの意識では限界があり、周囲の大人の協力が欠かせないため、今後も引き続き家庭啓発用パンフレットなどで呼びかけていくとともに、学校から子どもたちの現状や課題を聞き取ることで重要課題を整理し、焦点を絞った働きかけをしていく必要があります。
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令和元年度 新発田市食育実態調査報告書(課題・対策)(全体) (PDF 384.3KB)
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令和元年度 新発田市食育実態調査報告書(食のサイクル段階別) (PDF 565.3KB)
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令和元年度 新発田市食育実態調査報告書(集計表・小学6年生) (PDF 604.9KB)
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令和元年度 新発田市食育実態調査報告書(集計表・中学3年生) (PDF 619.1KB)
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令和元年度 新発田市食育実態調査報告書(年次変化・小学6年生) (PDF 570.0KB)
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令和元年度 新発田市食育実態調査報告書(年次変化・中学3年生) (PDF 593.1KB)
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