食の循環によるまちづくりの基本的施策

ページ番号1005304  更新日 令和3年7月2日

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食の循環によるまちづくりの取組は、市民、事業者、市がつながりをもち、お互いの役割を理解し合い、協力しながら進めていくことが大切です。
5つの基本的施策を柱として、施策ごとに市民、事業者、市がそれぞれの立場から取組を理解し、主体的に関わりながら食の循環によるまちづくりを進めます。

産業の発展 未来につなぐ次世代型農業の推進と販路の拡大 

  1. 肥沃な農地を保全するため、良質な堆肥づくりとその堆肥を活用した安全な土づくりを進めてきましたが、今後は、一般家庭にも良質な堆肥と土づくりを普及させることで、食の循環を身近に感じられるよう取組を進めます。
  2. 持続可能な農業経営を推進するため、新たな時代に対応した稼げる農業を実現するとともに、意欲ある次世代後継者の確保と育成に取り組みます。
  3. 高品質で安定した農産物の生産性を向上させるため、AI、ICTなど、新技術などを推進するために産学官が連携して調査研究に取り組みます。
  4. 生産者、販売者、購入者がそれぞれの立場で食品ロスの削減を意識し、実践に向けて取り組みます。

健康及び生きがいの増進 「食の循環」を中心としたライフステージに応じた健康長寿の実践

ライフステージに応じた健康長寿の実践

乳幼児期~小・中学校期

・母子検診などの機会を通じて規則正しい食生活やバランスの取れた食事の情報を提供するなど、健康な心身を育むために必要な食の大切さについて伝えるとともに、子どもの成長に合わせて保護者自身が食習慣を振り返る機会を通じて、食育を推進します。

青年期~壮年期

・望ましい食習慣の確立と定着を図るため、教育機関と連携した高校生などへの啓発のほか、大学との連携により、栄養バランスの取れた食事の提供や、就労世代に向けた健(検)診を含む健康づくりの重要性などの啓発に取り組みます。

高齢期

・家庭、地域、高齢者施設などが連携し、生活習慣病予防の実践や低栄養予防の啓発に取り組みます。

教育及び伝承 食に関する「しばたの心継承プロジェクトの推進」

  1. 家庭や地域などと連携し、保育園、幼稚園、認定こども園及び小・中学校において、市オリジナルの食育「食とみどりの新発田っ子プラン」を推進し、子どもたちの生きる力を育みます。
  2. 家庭で取り組める「食のサイクル(育てる・作る・食べる・返す)」を推進します。
  3. 地域、NPO、民間事業者、行政などが連携し、豊かな食を支える自然環境の現状、市内で生産される農産物への理解など、意識の醸成を図る取組を推進します。
  4. 新発田の豊かな食材を通じて子育て支援の充実を図り、食を通じて子どもたちのコミュニティを形成します。

環境の保全 「食の循環」を意識したごみの減量化と豊かな自然環境の保全

  1. 「食」への感謝の心「モッタイナイ」を合言葉に、食料の買いすぎや食べ残しによる食べ物のむだを減らす取組を推進します。
  2. 市で生産する良質な堆肥を活用した土づくりを進め、安全・安心で高品質な農作物の生産を推進します。
  3. 3Rの推進や二酸化炭素の排出削減などにより、脱炭素社会や環境に配慮した取組を推進します。

観光及び交流 「食の循環」を活かした「観光産業の推進」

  1. 豊かな「食」や「農」と豊富な観光資源を活かすことで、人が集い、交流する、賑わいのあるまちづくりを進めます。
  2. ホームページや広報などの様々な媒体や、駅前複合施設などを積極的に活用し、「食の循環のまちしばた」をわかりやすく情報発信します。
  3. 全国有数の温泉地である「月岡温泉」の観光客に、新発田の食に触れ、魅力を感じてもらう機会を創出するとともに、「道の駅加治川」などの観光施設を活用し、食に関連したイベントなどを開催し、交流人口の拡大を図ります。
  4. 食の循環によるまちづくりを核としたSDGsの推進に取り組みます。

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