特別天然記念物カモシカの習性と見かけた場合の対処法について
カモシカは、日本固有の種として、昭和9年(1934年)に天然記念物の指定を受けましたが、戦後の密猟等によって個体数が減少し、昭和30年(1955年)に特別天然記念物に指定され保護されています。
基本的には、おとなしい性格であるとされていますが、厳しい自然環境の中で生きる野生動物であるため、場合によって人間に危害を加えることがあります。次のとおり、カモシカの習性及び対処法を参考にしてください。
カモシカの習性
- 昼夜行性で、早朝と夕方に活発に活動します。
- カモシカの母親は子供と一緒にいるとき、近づいてくるものを外敵とみなし、身をていして排除しようと角で攻撃してきます。また、5月から6月中旬が出産期です。
- なわばりを守るため、防衛・威嚇といった行動を取る。
- 犬などにほえられると、動転・興奮する。
カモシカを見かけた場合の対処法
- 必要以上に近寄らない。
- 幼獣を見かけても、安易に近づいたり追いかけたりしない。
- 犬などをけしかけたり、大声を出したり追いかけたりしない。
- 静かにその場を立ち去る。
死亡している場合
- 検死などの手続きを行いますので、出来る限り動かさずに、速やかに文化行政課に連絡してください。
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