新発田の特産加工品

ページ番号1005118  更新日 令和6年4月12日

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新発田市の加工品(特産品)

昭和58年に食品工業団地を造成。以来、食品加工業は、新発田の中心的な産業として発展してきました。
平成11年度には、新発田市食品加工技術研究会を立上げ、機能性食品の研究開発を進めてきたほか、新たな特産品として注目されているアスパラガスや越後姫などを使った、加工食品の研究開発に力を入れています。

地酒

写真:地酒

米どころ新潟の広い平野と、飯豊山系から流れる清らかで豊かな水がある新発田には、4つの地酒の蔵元があります。
越後杜氏の絶妙な技で、新発田の自然がもたらす水と米の美味しさを引き出された銘酒は絶品です。
また、地元で取れた果樹と日本酒を融合させた新たな商品の開発なども進み、新発田の風土がふんだんに詰め込まれてた地酒は、多くの人々に愛されるものとなっています。

和菓子

写真:和菓子

城下町である新発田市は、藩政時代に歴代の新発田藩主が茶道に力を入れたことから、同時に和菓子文化も栄え、京都方面から新しい技術を取り入れながら、質の良いものが作られるようになったと言われています。明治時代に入ると、近郷の地主や商家の人々が冠婚葬祭に欠かせないものとして取り入れたことで、和菓子の伝統は民間にも広がり、発展していきました。
また、新発田とその近郊は、江戸時代から越後の穀倉地帯として豊かな農産物に恵まれ、菓子作りに必要な良質な材料がそろっていました。
こうした、社会条件や自然条件をもとに、新発田の和菓子の伝統は作り上げられてきました。
現在でも、新発田市は人口に対して菓子店が多いと言われており、平成16年には市菓「あやめ城 三階櫓」、平成22年には「あやめ城 辰巳櫓」を官民協働で開発するなど新たな発展を続けています。

市菓「あやめ城・三階櫓」

写真:市菓「あやめ城・三階櫓」

新発田城三階櫓の復元を記念して作られた和菓子です。ねりごまあん入りの新発田城が浮き彫りとなった焼き菓子です。

市菓「あやめ城・辰巳櫓」

写真:市菓「あやめ城・辰巳櫓」

「新発田城・三階櫓」に続く第2弾。新発田城辰巳櫓を題材として作られた和菓子です。新発田市の特産品アスパラガスをピューレに加工し、黄身あんと調合して作ったアスパラあんが入ったお菓子です。

のっぺ(小煮物)

写真:のっぺ(小煮物)

新潟県の郷土料理の一つ。サトイモや鶏肉、ニンジン、ゴボウ、油揚げ、イクラ、貝柱、キノコなどが入った煮物。地域や家庭によって独自の味付けがあります。新発田市では、食育の一環として、中学校3年生が一人で「のっぺ」のある夕食1食分を作れることを目標としています。

から寿司

写真:から寿司

子鯛、コハダ、アジ、キスなどの小魚を酢でしめ、米の代わりにおからを使用して握った寿司。江戸時代の中ごろから新発田で作られるようになった郷土料理です。
ビタミンやカルシウム、タンパク質が多く含まれており、カロリーが低く、保存にも適しています。

しうんじパイオニアポーク

写真:しうんじパイオニアポーク

平成3年から豚の改良、肥育技術の向上に取り組み、県内でも有数の高品質の肉豚の生産ができるようになりました。平成6年に「パイオニアポーク」としてブランド化され、現在では、高品質ブランドとして定着しています。県内大手デパートやスーパーに流通しているほか、さまざまなイベントにも出店されます。

蒸気パン(ぽっぽ焼き)

写真:蒸気パン(ぽっぽ焼き)

新発田のお祭りに欠かせないのがこの「蒸気パン」。薄力粉に黒砂糖と水などを加え、焼き上げた細長い形のお菓子です。専用の焼き器から出る「ポッポー」という蒸気の音から「ぽっぽ焼き」と呼ばれるようになりました。現在は「ぽっぽ焼き」として売っている店がほとんどですが、新発田市民には、今でも「蒸気パン」と呼んでいる方が多いようです。

写真:麩

雪深い新潟県では、冬場の貴重なたんぱく源として古くから「麩」が珍重されてきました。新発田市も例外ではなく、昔ながらの郷土料理に麩を使ったものが多く見られます。
市内の製麩所では、「車麩」、「押し麩」、「まんじゅう麩」、「あられ麩」といった様々な麩が製造されています。中でも「車麩」は小麦のたんぱく質(グルテン)を鉄の棒に巻き付けて焼く作業を数回繰り返すことで、しまりのある食感となり、保存性も高いものとなります。
また、鉄の棒を抜くことで、中心に穴ができ、これに紐を通し運搬し易いものにするなど、寒冷地に暮らす人々の多くの知恵と工夫から生まれたものといえます。

味噌

写真:味噌

新発田のまち中には、かつて「味噌・糀屋」といった看板を掲げる商店が多く見られたといいます。
米どころの新潟県では米が豊富であったのはもちろんのこと、かつては、田んぼの「あぜ」を利用して大豆を栽培するのが一般的であり、糀や味噌の材料が豊富にそろっていました。加えて、気候条件が糀や味噌の製造に適していたこともあります。
新発田市内でも、当時の味噌屋では糀を作って農家へ出すのが仕事で、農家の人々は収穫した米を納めて糀と交換し、大豆とあわせ、集落内でまとまって味噌作りの作業を行っていました。
藩政時代には、新発田藩から幕府に糀で漬けた鮭や小鳥を献上したとの記録が残っていたり、通称「味噌屋小路」と呼ばれた通りが存在したなど、昔から、糀や味噌は新発田の人々の生活の中に根付いていたことがうかがえます。
現在でも、新発田市では糀や味噌の旨みを活かした郷土料理として、「飯ずし」や「やろまま(やろうもち)」などが伝えられています。

納豆

写真:納豆

新発田市の「食の循環」の取り組みの中から生まれた新たな特産物です。
市内米倉地区で栽培された納豆用極小粒大豆「すずろまん」を使用し、市内で長年、納豆店を営むおかあさんの手によって一つひとつ丁寧に作り上げられたこだわりの納豆です。
堆肥を使った土づくりにこだわる地元農家が、その大地に種を播き、丹精込めて育てた「すずろまん」。納豆原料に適していて、食味も優れた小粒でかわいい大豆です。
あっさりした味わいながら、「昔ながらの納豆の味」、「素朴で懐かしい味」と評判の品が完成しました。
新発田の豊かなる大地で育んだ大豆と、地元のおかあさんの温かな手によって作り上げられた安全・安心な新発田産納豆です。

煎り玄米

写真:煎り玄米

新発田市の「食の循環」の取り組みの中から生まれた新たな特産物です。
良質な堆肥を使い、土づくりからこだわって大切に育てられた新潟県の認証を受けた特別栽培米コシヒカリを使用し、地元の「あねさま達」が真心を込めて、丁寧に手づくりした煎り玄米です。玄米を煎ることにより、香ばしい香りが引き立ち、その素朴な味わいが魅力です。
スープとしていただくほか、白米に混ぜて炊き上げることで、玄米に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維をそのままいただくことができます。
また、ひと手間加えて粉末にすることで、玄米パンや天ぷらの衣としても利用できます。

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