環境にやさしい取り組みを紹介します

ページ番号1024646  更新日 令和7年1月20日

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新発田市では、2021年6月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、脱炭素社会の実現に向けて、市内の温室効果ガス排出量を2030年に46%削減、2050年に実質ゼロを目標に取り組みを進めています。

その中で、家庭部門での削減目標は、2030年までに約2万9000t-CO2、1世帯当たり約770kg-CO2となっています。

私たちの生活で、ちょっとした工夫をしながら、無駄をなくし、環境負荷の低い製品・サービスを選択することで、ライフスタイルに起因する温室効果ガスの削減に取り組んでいきましょう。環境だけでなく、お財布にもやさしい取り組みがたくさんあります。

このページでは、簡単に取り組める省エネ対策や、温室効果ガスの削減に役立つ情報をご紹介します。 

広報しばた令和6年2月1日号

「デコ活」に取り組みましょう

くらしの中のエコろがけ

デコ活ロゴマーク

「デコ活」とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称で、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境にやさしいエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた言葉です。

2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民運動「デコ活」を展開中です。

ぜひ皆さんも、「デコ活」に取り組みましょう。

まずはここから!「デコ活アクション」

デコ活アクションの標語

WARM BIZ(ウォームビズ)に取り組みましょう

12月は「地球温暖化防止月間」です

グリーンレルヒさんのイラスト

WARM BIZ(ウォームビズ)とは、冬期の地球温暖化対策の一つとして、暖房時の室温を20℃を目安に、快適に過ごすライフスタイルです。暖房に必要なエネルギー使用量を削減することでCO2排出量を削減し、地球温暖化を防止することが目的です。

過度な暖房に頼らず、ひと工夫であたたかく過ごしましょう!

【衣食住のひと工夫】

『衣』

○首・手首・足首の「三つの首」をあたためましょう

○機能性素材の衣類を選びましょう

○一枚多く羽織ったり、ひざ掛けやストールを活用しましょう

『食』

○「鍋」でからだも室内もあたためましょう

○冬が旬のもの、根菜類、しょうがなど、からだをあたためる食材を使いましょう

○冷蔵庫に余っている食材を「鍋」に入れて、食品ロスを減らしましょう

『住』

○湿度を意識し、体感温度を上げましょう

○断熱シートや複層ガラス、厚手のカーテンなどで窓から熱を逃さない工夫をしましょう(熱の約50%は窓から流出していきます)

○家族が一つの部屋に集まって過ごすことで、エネルギーを節約しましょう

ロゴマーク

エコドライブに取り組みましょう

11月は「エコドライブ推進月間」です

エコカーに乗ったレルヒさんのイラスト

エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる「運転技術」や「心がけ」です。

また、エコドライブは、交通事故の削減につながります。燃料消費量が少ない運転は、お財布にやさしいだけでなく、同乗者が安心できる安全な運転でもあります。心にゆとりを持って走ること、時間にゆとりを持って走ること、これも大切なエコドライブの心がけです。

エコドライブの具体的な取組について、警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省で構成するエコドライブ普及連絡会が策定した「エコドライブ10のすすめ」を紹介します。

エコドライブ10のすすめ
1 自分の燃費を把握しよう 日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果を実感できます。
2 ふんわりアクセル「eスタート」 やさしい発進(最初の5秒で、時速20km程度が目安)を心がけるだけで、10%程度燃費が改善します。
3 車間距離にゆとりを持って、加速・減速の少ない運転 車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなり、市街地で2%程度、郊外で6%程度も燃費が悪化します。
4 減速時は早めにアクセルを離そう 早めにアクセルから足を離すことで、エンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が改善します。
5 エアコンの使用は適切に 車のエアコン(A/C)は冷却・除湿する機能です。暖房のときはエアコンのスイッチをOFFにしましょう。エアコンのスイッチがONだと、設定温度が外気温と同じであっても、12%程度燃費が悪化します。
6 ムダなアイドリングはやめよう 10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を消費します。また、現在の乗用車では基本的に暖機運転は不要です。
7 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう 1時間のドライブで、道に迷い10分間余計に走行すると、17%程度燃料消費量が増加します。
8 タイヤの空気圧から始める点検・整備 タイヤの空気圧が不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します。
9 不要な荷物はおろそう

100kgの荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。また、車の燃費は空気抵抗にも敏感です。スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときは外しましょう。

10 走行の妨げとなる駐車はやめよう 交差点付近など交通の妨げになる場所での駐車は、渋滞をもたらします。迷惑駐車は、他の車の燃費を悪化させるばかりか、交通事故の原因にもなります。

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4Rに取り組みましょう

10月は「リデュース・リユース・リサイクル推進月間(3R推進月間)」です

グリーンレルヒさんのイラスト

ごみの減量や限りある資源の有効活用のため、リデュース・リユース・リサイクルにリフューズを加えた4Rに取り組みましょう。

 

Refuse(リフューズ):断る
不要なものは受け取らず、過剰包装は断りましょう。
Redece(リデュース):減らす
詰替えのできる商品を選択したり、食品は食べられる分だけ購入するなど、ごみを減らすよう日々の生活で意識しましょう。
Reuse(リユース):再利用する
壊れたものを直して使ったり、不要になったものをフリマアプリに出品したり、一つのものを大切に長く使いましょう。
Recycle(リサイクル):再生利用する
資源物はごみとせず、分別のルールを守って資源物として出しましょう。

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オゾン層の保護に取り組みましょう

9月は「オゾン層保護対策推進月間」です

オゾン層破壊の仕組みイラスト
オゾン層破壊のイラスト(環境省「オゾン層を守ろう2022」から抜粋)

オゾン層とは、地表から約10〜50km上空の成層圏にある、オゾンが多く集まる層のことです。このオゾン層が、太陽光に含まれる有害な紫外線(UV-B)の大部分を吸収し、地球上の生物を守るバリアとなっています。

1980年代から1990年代前半にかけて、オゾンの量は地球規模で大きく減少し、1990年代後半からはわずかな増加傾向がみられますが、オゾンの量は現在も少ない状態が続いています。

オゾン層を破壊する物質であるフロン類やオゾン層を破壊しない代替フロン類は、強力な温室効果ガスでもあり、地球温暖化係数は、二酸化炭素を1とした場合、124〜22,800にもなるそうです。

今、私たちにできることは、製品を購入するときにフロン類を使わないノンフロン製品を選ぶこと。そして、冷蔵庫や冷凍庫、エアコン・室外機、洗濯機・乾燥機、テレビを廃棄するときは家電リサイクル法に基づいて、自動車を廃棄するときは自動車リサイクル法に基づいて、使用されているフロン類が大気中に放出されないよう適切に回収・処理できる業者に依頼しましょう。

SDGsなどのロゴマーク

海の環境保全を考えよう

美しく豊かな海を守りましょう

7月15日は「海の日」です。国民の祝日に関する法律第2条によると、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」とされています。

海の恩恵の一つである魚について、世界自然保護基金(WWF)の「生きている地球レポート〈海洋編〉」によると、1970年と比較して、2012年には海洋生物の量が49%減少しているそうです。原因は、過剰な漁獲によるものとのこと。

また、海の環境問題として、海のごみ、特にプラスチックごみの流入が問題となっています。プラスチック製品は、自然に還りません。漁業用の網が絡まったクジラや、鼻にプラスチック製ストローが刺さったウミガメなど、ショッキングな写真や映像をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。

ぜひこの機会に海の環境について考え、まずは海水浴や釣りなどで海を訪れた際には、ごみの持ち帰りを徹底しましょう。

令和5年度藤塚浜海岸清掃の写真
令和5年度藤塚浜海岸清掃の様子(令和6年度は荒天により中止)

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6月は環境月間です

環境について考えてみましょう

県では、2050年脱炭素社会の実現に向け、快適で地球に優しいライフスタイルを目指そうと、私たち一人ひとりができる取組として「にいがたゼロチャレ30」の実践を進めており、市でも推進しています。

グリーンレルヒさんが紹介する「にいがたゼロチャレ30」のチラシやパンフレットには、様々な環境にやさしい取組とその取組に伴うCO2削減量・節約金額が紹介されています。ぜひできることからはじめてみましょう。

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ごみの減量に努めましょう

食品ロスも減らしましょう

5月30日は「ごみゼロの日」です。ごみをできるだけ出さないように努めましょう。

環境省の統計によると、令和4年度の全国のごみ総排出量は4,034万トン(前年度比−61万トン)で、東京ドーム約108杯分になります。1人1日当たりのごみ排出量は880グラム(前年度比−10グラム)になり、このうち生活系ごみが約70%を占めています。

また、農林水産省は、令和3年度の日本の食品ロス量の推計値を523万トン(前年度比+1万トン)と発表しました。これは、全国民が毎日お茶碗約1杯分のご飯を捨てている量に相当します。

ごみを減らすためには、ごみの発生、資源の消費をもとから減らすことが最も重要です。「ごみになるものを買わない、もらわない」「長く使える製品を選ぶ」「省包装の商品を選ぶ」などの行動を心がけましょう。また、食品ロスを減らすため、「必要な分を買う」「食べ切れる量を調理(注文)する」ようにしましょう。

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宅配便の再配達削減にご協力を!

再配達削減に向けて私たちができること

令和6年4月は「再配達削減PR月間」です。

宅配便の再配達は、トラックドライバーの負担になるだけでなく、CO2排出量の増加に直結します。国土交通省によると、再配達にかかる労働力は年間約6万人のドライバーに相当し、再配達によって年間約25.4万トンのCO2が排出されています。

再配達削減のために、一人ひとりが、以下の4つを活用しましょう。

  1. 時間帯指定の活用
  2. 各事業者の提供しているコミュニケーション・ツール(メール、アプリなど)の活用
  3. コンビニ受取や駅の宅配ロッカー、置き配など、多様な受取方法の活用
  4. 発送時に発送先の在宅時間を確認

また、再配達削減のための具体的なアクションに取り組みましょう。

宅配便を利用するときのアクション

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グリーン購入を心がけましょう

環境ラベルのついた商品・サービスは選ぶだけでエコです

グリーン購入とは、購入の必要性を十分に検討し、品質や価格だけでなく、環境や社会への影響を考慮して、環境への負荷ができるだけ小さく、かつ社会面に配慮した製品やサービスを選んで購入することです。

グリーン購入に取り組むことにより、エネルギーや資源の消費を低減し、廃棄物の発生を抑えるほか、環境への意識が高まることにより、他のエコな取組につながることが期待されます。

環境などに配慮した製品には、エコマークなどの環境ラベルが付いています。環境ラベルには様々な種類があり、商品やサービスがどのような環境負荷低減に役立つのかを教えてくれます。お買い物の際には、環境ラベルの付いた商品を選択しましょう。

環境省の「環境ラベル等データベース」には、環境ラベルのデザインとともにそのラベルの情報がまとめられています。見たことはあるけれど内容がわからないラベルなど、調べてみてはいかがでしょう。お子さんの自主学習などにもオススメです。

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冬の省エネに取り組みましょう

家電の買い替えの際は、省エネ家電を選びましょう

2月は「省エネルギー月間」です。

気温が下がる冬季は、暖房や給湯の使用により、最もエネルギー消費量が増える時季です。

一般的に、電力による冷暖房を行う場合、室温設定の調節による省エネ効果は、夏よりも冬のほうが大きいことが知られています。暖房を適温に設定して、上着を羽織ったり、機能性素材のインナーを着用したり、ひざ掛けを活用するなど、ウォームビズを意識しましょう。

さらに、使わない電気器具のコンセントを抜く、不要な照明や見ていないテレビをこまめに消すなど、エネルギーの無駄づかいはやめましょう。

上手な省エネが、経済的で暖かく冬を過ごすためのコツです。

統一省エネラベル

 

また、家電の買い換えの際には、省エネ家電を選びましょう。

省エネ家電に換えることで、無理なく省エネや節電になります。

省エネ家電を選ぶ際には、「統一省エネラベル」の星の数が多いものを選びましょう。

SDGs、デコ活、ウォームビズ、市脱炭素ロゴマーク

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