新発田市大手町一丁目地内における水銀による土壌汚染について

ページ番号1026452  更新日 令和6年11月21日

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 新発田市大手町一丁目地内(旧市民ギャラリー跡地)において、市が実施した土壌調査の結果、一部において、水銀が基準値を超えて検出されました。調査の結果の概要及び市の対応は次のとおりです。

概要

1.調  査  目  的 :昭和57年まで、当該地に旧新発田市豊栄市北蒲原郡医師会臨床検査センターがあり、当該施設が有害物質使用特定施設に指定されていたことから、この度、市が当該地を売却するにあたり、土壌汚染対策法に基づき土壌調査を行ったもの
2.調  査  地  点 :新発田市大手町一丁目地内
3.試 料 採 取 日:令和6年10月2日、3日
4.基準超過状況:試料採取 全12区画のうち、基準超過1区画

土壌溶出量

有害物資の種類  調査結果    基準値  
水銀及びその化合物 0.001mg/L

水銀が0.0005mg/L以下

 

アルキル水銀 不検出 検出されないこと

土壌含有量

有害物質の種類           調査結果       基準値                   
水銀及びその化合物 基準値以下(0.05〜0.36mg/kg) 15mg/kg以下    

※土壌含有量については、基準値を超過した区画はありませんでした。

市の対応

  • 土壌の汚染が確認されたことについて、県条例に基づき、県へ報告(届け出)しました。
  • 今後も、関係機関と調整を図りながら、適切に対応して参ります。

今後の対応

  • 周辺の飲料用井戸調査
  • 周辺の地下水調査(県対応)・・・令和6年11月13日調査済み

参考

【水銀が土壌中に含まれていたことについて考えられる要因】
・旧新発田市豊栄市北蒲原医師会臨床検査センターの業務で当時使用していた薬品に起因するものと考えられます。

【基準超過した物質の健康への影響など】
1.健康への影響
   金属水銀:かぜ症状、紅色皮疹(初期症状)、肺炎、貧血、腎障害
   無機水銀:腹痛、嘔吐、血性下痢といった消化器症状、無尿、尿毒症に至る重篤な腎障害
   ※今回の調査では、毒性の強いアルキル水銀は検出されませんでしたので、検出された水銀は有機水銀
    (メチル水銀)ではありません。
   ※有機水銀の健康への影響:手足全身のしびれ、視覚障害、言語障害、難聴、自立神経障害 など

2.用途
   医療用計測機器、ランプ、無機薬品、スイッチ・リレー、工業用計測器、ボタン電池、医薬品 など

【基準について】
・土壌溶出量基準
 土壌に含まれる有害物質が地下水に溶け出して、その有害物質を含んだ地下水を口にすることによるリスクの観点で設定される基準。

・土壌含有量基準
 土壌に含まれる有害物質を口や肌などから直接摂取することによるリスクの観点で設定される基準。

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