収入保険などに関するご案内

ページ番号1022247  更新日 令和5年2月13日

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農業保険に加入しましょう

 農業経営には、自然災害による収量減少や市場価格の下落など様々なリスクがあります。こうしたリスクに対する備えとして、収入保険などの保険制度がありますので、保険に加入し、様々なリスクから農業経営を守りましょう。

収入保険について

 収入保険は、品目の枠にとらわれずに、農業経営者ごとの収入全体を見て総合的に対応する保険です。
 自然災害による収量減少に加え、価格低下など農業者の経営努力では避けられない収入減少も補償の対象となっています。

【対象者】
 青色申告を行っている農業者(個人・法人)

【対象品目】
 原則として農業者が生産するすべての農産物が対象
(マルキンなどの対象である肉用牛、肉用子牛、肉豚、鶏卵は対象外)

【補てん方法】
 農業者個々の収入データを使い、農業者ごとの収入減少を補てんします。
 保険方式(掛捨て)と積立方式(掛捨てではない)の組み合わせができます。
 最大の補償を選択した場合、当年の収入が基準収入の9割(補償限度)を下回った場合に、下回った額の9割(支払率)を補てんします。

【保険料の安いタイプもあります】
 保険方式の補償の下限を選択することで、保険料を安くすることができます。
 補償の下限は、基準収入の70パーセント、60パーセント、50パーセントから選択できます。

詳しくは、農林水産省の収入保険のページや新潟県農業共済組合の収入保険のページをご覧ください。

農業共済について

米、麦、畑作物、果樹、家畜、農業用ハウスなどが自然災害によって受ける損失を補償する保険です。

【対象者】
 すべての農業者(一部例外あり)

【対象品目及び補てん方法】
 共済の種類には、農作物、家畜、果樹、畑作物、園芸施設、任意共済の6種類があります。
 各共済により、対象品目や補てん方式が異なりますので、詳しくは 新潟県農業共済組合の農業共済のページや農林水産省の農業共済のページをご覧ください。

米・畑作物の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)について

 米及び畑作物の農業収入全体の減少による影響を緩和するための保険的制度です。

【対象者】
 認定農業者、集落営農、認定新規就農者

【対象品目】
 米、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょ

【補てん方法】
 上記対象品目の当年産の販売収入の合計(当年産収入額)が、標準的収入額を下回った場合に、その差額の9割を補てんします。当年産収入額については、地域の統計データを使って算出します。
 補てんを受けるには、積立金の拠出が必要になります。
 補てん額=(標準的収入額-当年産収入額)×0.9

 収入保険かナラシ対策のどちらかを選択して加入します。

 詳しくは、農林水産省の経営所得安定対策のページをご覧ください。

野菜価格安定制度について

「指定野菜の価格の著しい低落があった場合」に、生産者補給金を交付することにより、野菜農家の経営に及ぼす影響を緩和し、次期作の確保と、消費者への野菜の安定的な供給を図る制度です。

【対象者】
 指定野菜の生産者

【対象品目】
 野菜指定産地の区域内で生産された指定野菜であり、かつ、出荷団体又は大規模生産者が、卸売市場に出荷したもの。
 詳細な品目については、下記問い合わせ先までお問い合わせください。

【補てん方法】
 出荷団体(農業者団体等)又は大規模生産者が、農畜産業振興機構に資金を造成します。
 対象野菜の平均販売価額が保証基準額を下回った場合に、安定的な野菜の生産及び供給の確保に向けた取組状況等に応じて、その差額(平均販売価額が最低基準額を下回る場合は、保証基準額と最低基準額との差額)の70~90パーセントを、生産者に交付します。平均販売価額については、地域の統計データを使って算出します。

 収入保険か野菜価格安定制度のどちらかを選択して加入します。

 詳しくは、農畜産業振興機構のホームページをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産課生産振興係
〒959-2415 新潟県新発田市住田510番地 加治川庁舎1階
電話番号:0254-33-3108 ファクス番号:0254-33-3930
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。