新発田市食の循環によるまちづくり
私たちの周りには、「食」の海外依存や安全性の問題、食生活の乱れによる生活習慣病の増加、伝統ある食文化の喪失、食品残渣の大量廃棄など、「食」をめぐる様々な問題がおこっています。
これは、「食」と「農」の距離が広がり、「食の循環」の営みをおろそかにしてきた結果ではないでしょうか。
このような今だからこそ、私たちがつながりを深めて「食の循環」の流れを取り戻し、私たち人間や環境、社会にとって望ましい「食」を実現するため、「食の循環」の流れを取り戻す必要があるのです。
食の循環によるまちづくりは、市民、事業者、市が毎日の暮らしの中で、「食」の大切さを意識し、「食の循環」におけるそれぞれの役割を理解し合い、行動することで、「食の循環」の流れを再生し、その循環をまちづくりに活かしていこうというものです。
この「食の循環によるまちづくり」を進め、最終的には健康で心豊かな人材の育成、産業の発展、環境との調和、まちのにぎわいなどの「地域の活性化」と「市民生活の質の向上」をめざしていきます。
また、食の循環によるまちづくりを通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取組を推進するとともに、このまちを後世に継承していくため、未来を担う人材を育成し「持続可能な循環社会の形成」をめざします。
「食の循環によるまちづくり」を推進するために
食の循環によるまちづくりの基本的施策
- 産業の発展
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安全で安心できるおいしい農産物を安定的に供給するとともに、農作業の効率化、農産物の高付加価値化を図り、次世代を担う人材の育成と確保に努めます
- 健康及び生きがいの増進
- 主体的に望ましい生活習慣を身に付け、心身ともに健康で生きがいを持った暮らしと健康寿命の延伸を目指します
- 教育及び伝承
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「食とみどりの新発田っ子プラン」を活用した食育の実践により、食の重要性や新発田の食文化について理解を深め、豊かな人間性と生きる力を身に付けた未来を担う人材を育成します
- 環境の保全
- 環境に配慮した行動に取り組み、有機資源の循環による豊かな自然環境と農地を保全します
- 観光及び交流
- 「食」と「農」を活かした観光産業を推進し、その魅力を国内外へ広く情報発信していくことで人々との交流を促進します
「食の循環によるまちづくり」イメージ図
食の循環とは、食に関する営みが、農産物の栽培・収穫(生産)、加工、販売、購入(流通)、調理、食事、残渣処理、肥料づくり(堆肥の生産)、そして、土づくり(堆肥を大地に還元する)に至る、一連の過程がつながっていることを示しています。
食の循環によるまちづくりでは、市民、事業者及び市が、日々の生活の中で「食の循環」を理解し、それぞれの立場から行動することにより「食の循環」を形成し、その循環をまちづくりに活用します。
- 食の循環ってなあに?
- 食の循環ってなあに? 肥料づくり・土づくり
- 食の循環ってなあに? 栽培・収穫
- 食の循環ってなあに? 加工
- 食の循環ってなあに? 販売・購入
- 食の循環ってなあに? 調理
- 食の循環ってなあに? 食事
- 食の循環ってなあに? 残渣処理
- 市民・事業者・市の役割
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このページに関するお問い合わせ
みらい創造課企画政策係
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