光化学スモッグ(光化学オキシダント)

ページ番号1020626  更新日 令和4年11月1日

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光化学スモッグ(光化学オキシダント)

工場や事業所、自動車などから大気中に排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物(VOC)などが、太陽の強い紫外線を受けることにより光化学反応を起こし、「光化学オキシダント」と呼ばれるオゾンやパーオキシアセチルナイトレートなどの酸化性物質に変質します。
気象条件によっては、この光化学オキシダントにより白くもやがかかったような状態になることがあり、この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。
光化学オキシダントは、春から夏にかけて、気温が高く、日差しが強く、風があまりないような日に高濃度になります。
高濃度のオキシダントは人(特に子どもや高齢者)の目や呼吸器などを刺激することから、健康被害が発生する場合があります。

光化学スモッグによる健康被害

高濃度のオキシダントは粘膜を刺激するため、「目がチカチカする」、「のどが痛い」などの症状を起こすほか、場合によっては、頭痛、はきけ、息苦しいなどの症状が出るといわれています。

光化学スモッグ注意報

光化学スモッグによる健康被害を防ぐため、状況により新潟県が注意報等を発令します。

発令基準

注意報は、各地域にある測定点のうち、1つでも 大気中におけるオキシダント濃度が1時間値0.12ppm以上である 状況になり、気象条件からみて、その状態が継続すると認められたときに 発令されます。 ただし、地域内に測定点がない地域については、周辺地域における測定点 の 状況により発令を行います。

解除基準

すべての測定点において、大気中におけるオキシダント濃度が 1時間値0.12ppm未満であって、気象条件から見て その状態が悪化するおそれがなくなった場合に 解除されます。

注意報などが発令された場合

健康被害を防ぐには 

  • 外出は控え、屋外での激しい運動は さけましょう。
  • 子どもやお年寄り、身体の弱い方は 屋外に出ないようにしましょう。
  • 不要、不急の自動車の使用を控えてください。

万一健康被害が生じたら

  • 目が痛い、のどが痛いなどの症状が出た 人は、目を洗い、うがいをしましょう。
  • 通常の症状は一過性ですが、症状がひどい ときは医師の手当てや指示を受けましょう。

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