新発田市健康長寿アクティブプランを改定しました

ページ番号1012318  更新日 令和6年4月30日

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新発田市健康長寿アクティブプランとは…

新発田市健康長寿アクティブプラン冊子表紙

 我が国の共通課題である人口減少・少子高齢化は、引き続き深刻な状況にあります。
 特に、今後、団塊の世代が75歳を迎える2025年に続き、2040年には団塊ジュニア世代が65歳を迎えるなど「超高齢社会」の荒波が打ち寄せてきます。
 この荒波に耐え、持続可能なまちとするために、市は、将来都市像である「住みよいまち日本一 健康田園文化都市・しばた」の実現に向け、「健康長寿」「少子化対策」「産業振興」「教育の充実」を、時代を切り開く重要な4つの視点と位置づけ、まちづくりに取り組んできました。

 中でも、赤ちゃんから高齢者まで、地域でいきいきと暮らし続ける社会の実現を目指す「健康長寿」は、市民の命や暮らしに直結する重要な視点であり、市民、地域、学校、企業、関係機関、行政などが一体となった「オールしばた」体制を構築するためにも、必要不可欠な指針である「新発田市健康長寿アクティブプラン」を令和元年度に策定しました。
 

「健康長寿のまち しばた」を目指して…

 人口減少と高齢化が今後一段と進むと予測される中、持続可能な社会を実現するためには「健康長寿」への取組が必要とされています。そのためには、市民一人ひとりが健康で生きがいを持ち、主体的に行動するだけでなく、社会全体で個人を支えることが重要です。

 市民が健康になり、いきいきと暮らすことができれば、自然とまち全体が活気づきます。また、高齢者世代が健康でいることが、働き盛り世代への負担を減らすとともに、社会保障費が抑制され、持続可能な社会の実現につながっていきます。
 その結果、市民がより豊かな人生を送ることができるといった好循環を生み出していきます。これこそが新発田市が目指す「健康長寿のまち しばた」です。

プランに基づく取組と成果

 「健康長寿のまち しばた」の実現に向けた取組を進めるにあたり、アクティブプランでは“食”、“運動”、“医療”、“社会参加”といった4つの分野ごとに、取組の方向性やライフステージごとの取組を定め、計画的に事業を展開していくこととしています。

 プランに基づいた取組を通じて、要介護認定率の低下や一人当たり医療費の抑制といった成果が見え始めた一方で、平均寿命は延伸したものの、日常生活において制限を受けることなく過ごすことのできる期間の目安である「健康寿命」は一部目標を下回るなど、課題も多く、今後も一層の取組を継続していく必要があります。
 

プランの見直し

 行政評価の考え方に基づき、プラン策定以降の取組を評価・総括し、今後の取組の方向性を見直すというプラン改定作業を、令和5年度に完了しました。
 今後は、上位計画である新発田市まちづくり総合計画の見直し時期と合わせ、4年ごとの計画期間とし、必要に応じて見直しを図ることとしています。
 

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