インフルエンザについて

ページ番号1026583  更新日 令和6年11月29日

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原因と症状

【原因】
 
インフルエンザウイルスによる飛沫感染と接触感染による感染
 ・飛沫感染:感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒に放出されたウイルスを別の人が口や鼻から吸い込み感染します。
       (主な感染場所)学校や職場などの人が多く集まる場所
 ・接触感染:感染者がくしゃみなどを抑えた際にウイルスが付いた手で触れた物を別の人が触れ、その手で口や鼻を触り粘膜から感染します。
       (主な感染場所)ドアノブ、スイッチ、電車やバスのつり革など

【潜伏期間】
 
1〜3日間ほど

【症状】
 ・いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強く出ます。
 ・発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然現れ、咳、鼻汁などがこれに続き、約1週間の経過で軽快します。
 ・幼児を中心とした小児や妊娠中の女性、高齢者、慢性疾患のある方、糖尿病などの代謝疾患のある方、免疫機能が低下している方は重症化しやすいことが知られています。

予防方法

1 流行前のワクチン接種
 インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。

2 外出後や調理前後、食事前などのこまめな手洗い
 ウイルスは、石けんに弱いため、石けんで洗い、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取ってよく乾かしましょう。  
  アルコール製剤による手指衛生もインフルエンザウイルスに効果があります。

3 適度な湿度の保持とこまめな室内換気
 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。適切な湿度(50〜60%)を保つことも予防に効果的です。
 換気は、建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇を常時運転しておくことで、室温を大きな変動させることなく行うこともできます。

4 人混みや繁華街への外出を控える
 インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や持病のある方、妊娠中の女性、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
 やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合は、ある程度飛沫感染などを防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することも一つの防御策と考えられます。

5 普段から抵抗力を高めておく
 十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、適度な運動を日頃から心がけましょう。

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