ハンセン病を正しく理解しましょう
ハンセン病を正しく理解しましょう
ハンセン病は、ノルウエーのハンセン博士が発見した「らい菌」による感染症です。1996年に「らい予防法」が廃止され、それまで「らい」と呼ばれていた病名は「ハンセン病」に改められました。
ハンセン病は、皮膚と末梢神経の病気です。発病した場合、よく効く薬がない時代には、手、足、顔の変形や、視覚障害などの後遺症を残すことがありましたが、医学の進歩とともによく効く薬が開発され、完全に治る病気になりました。
ハンセン病は「らい菌」という細菌による感染症ですが、感染力は弱く、感染したとしても発病することは極めてまれで、万一発病しても現在では治療法も確立し、早期発見と適切な治療により後遺症も残りません。遺伝する病気でもありません。
しかし、ハンセン病にかかった患者・元患者やその家族が、周囲の人々の誤った知識や偏見等によって、日常生活、職場、医療現場等で差別やプライバシー侵害等を受ける問題が今でも起きています。
ハンセン病に対する正しい知識と理解が必要です。正しい知識を持つことがハンセン病に対する偏見・差別をなくすことに繋がります。
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