ロタウイルスワクチンの定期接種が始まります

【10月1日】からロタウイルスワクチンが子どもの定期予防接種になります
（対象は令和2年8月以降に生まれたお子さん）

重症胃腸炎の予防のためロタウイルスワクチンを接種しましょう

標準的な接種スケジュール

初回接種は、生後2か月から生後14週6日までの間に接種しましょう

対　　象	令和2年8月以降に生まれたお子さん
開始時期	令和2年10月1日の接種から
ワクチンの種類	2種類あり、どちらも生ワクチンで飲むワクチンです。医療機関と相談し、どちらかのワクチンを選んでください。効果や安全性に差はありませんが、回数が異なります。 2回目以降も最初に受けたワクチンで接種となります。
接種間隔と   回数	・ロタリックス	接種時期：生後6週から24週まで 接種回数：2回（27日以上間隔をあける）
	・ロタテック	接種時期：生後6週から32週まで 接種回数：3回（27日以上の間隔をあける）
費　　用	無料（公費負担）
注意事項	月齢が進むと、腸重積症にかかりやすくなります。そのため、腸重積症の起こりにくい早めの時期にできるだけ接種しましょう。初回接種を15週以降に受けることはおすすめしていません。

【ロタウイルス感染症について】

　　ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期（0歳～6歳ころ）にかかりやすい病気です。主な症状は、「水のような下痢、吐き気、嘔吐（おうと）、発熱、腹痛」です。ふつう、5歳までにはほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。脱水症状がひどくなると入院治療が必要となり、5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40～50％前後はロタウイルスが原因です。

　9月30日以前に接種された場合は、任意接種となり費用は自己負担になります。